私たちは進んできました。
創業からの想いを受け継ぎ
皆様が喜んでいただくために
より安心できる牡蠣を
より美味しい牡蠣を
感動する牡蠣を
お客様の元へ。
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的矢湾との出会い。
牡蠣づくりの始まり。
佐藤養殖場の始まりは大正8年。当時プランクトンの研究者であった創業者・佐藤忠勇が真珠の研究のために的矢を訪れたことから物語は始まります。
ある日、忠勇は真珠養殖に使用していた竹の筏(いかだ)にプツプツと黒いものがたくさん付いているのを発見しました。
「牡蠣の稚貝(ちがい)だ…」
その成長の早さには目を見張るものがあり、稚貝はすくすくと立派な牡蠣へと育っていきました。このとき忠勇は、この湾(的矢湾)が牡蠣の養殖に非常に適していることを確信しました。
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牡蠣は育つ場所で味が決まる。
的矢湾は、神宮林・鳥羽・五ヶ所からと三本の川が流れ込んでいます。山の養分をたっぷり含んだ川の水が海中へと流れ込むことで、的矢湾には牡蠣が食べる植物プランクトンが豊富に育っています。
「清浄 的矢かき」が、甘味と旨味のバランスがよく、ふっくらとした牡蠣になる背景には、このように的矢湾の山海の恵みが大きく関係しています。
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より美味しい牡蠣を目指す。
清浄「的矢かき」が美味しい理由は「的矢湾で育てている」ことだけではありません。より美味しい牡蠣をつくるために、私たちは育て方にもこだわりを持っています。
私たちが行なっているのが「垂下式牡蠣養殖法」という方法。
垂下式牡蠣養殖法は、創業者・忠勇の時から変わらずに続けている伝統的な方法です。
今まで養殖に2〜3年かかっていたものを、わずか1年で十分な大きさに成長させる特殊な技です。
短期間で大きく育った若い牡蠣は2〜3年かけて成長したものより、断然身が柔らかく、ふっくらとして艶があります。
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生でも安心して
食べられる牡蠣を。
最高の旨味を持った牡蠣の養殖を実現してもなお、創業者・忠勇の研究意欲は衰えませんでした。
「牡蠣は、生が一番美味しい。
しかし菌が多いという宿命がある。」
生牡蠣が美味しい ということは多くの人がご存知だと思います。しかし「生牡蠣は菌があるから怖い」と感じている人も多いのではないでしょうか。
忠勇は、なんとか牡蠣を無菌化できないものかと考えました。
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昭和5年に、日本で唯一の民間水産研究所である的矢湾養蛎研究所(国連のIPFC公認研究機関)を設立。
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牡蠣が菌を持つのは、
海水に菌があるから。
一個の牡蠣は、呼吸と捕食のため、1時間あたり17〜20リットルもの海水をエラで取り込み、数ミクロンから300ミクロン程度の物質を体内に残します。
「牡蠣が菌を持つのは、海水に菌があるから。
それなら、海水から菌を無くしてしまえば..」
忠勇は、色々調べるうちに紫外線に殺菌効果があることを知りました。さらに忠勇は、牡蠣が約18時間で、体内の海水をすべて吐き出すことも究明。
そして昭和28年、紫外線殺菌した海水で、20時間以上飼育して滅菌するという、画期的な浄化方法を世界で初めて完成させました。 (特許浄化法:特許1006834号)
この牡蠣は「清浄的矢かき」と名付けられ、美味しいだけでなく、生で食べても安心できる高級ブランド牡蠣として瞬く間にその名を全国に馳せていきました。
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1粒に込めた想い。
「清浄 的矢かき」の美味しさ・安全性はたくさんの方に広まり、今まで増産の依頼も多くいただいてきました。
しかしながら、創業者・忠勇は、「良い牡蠣を育てるには、それだけの広さの海とプランクトンが必要。これ以上 筏(いかだ)を増やして、湾内を痩せさせてしまっては元も子もない。」と、牡蠣づくりに対して一切考えがブレることはありませんでした。
最も美味しくて、
安心できる牡蠣をつくるために・・・
私たちは、創業者の想いを今でも受け継ぎ、求めていただくお客様の期待を裏切らないように無理な増産をせず、1粒1粒 愛情を込めて、「清浄 的矢かき」を育て続けています。
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三重ブランド第一号認定
清浄 的矢かき
山海の恵みが溢れる的矢湾で、牡蠣1粒1粒愛情を込めて育て続けています。ふっくらとした身に甘味と旨味があふれる濃厚な味わい、生でも安心して食べていただける高品質な的矢かきは、平成14年に三重ブランド第一号に認定されました。
現在、全国約400のレストラン・ホテル等に直接出荷しており、とても高い評価をいただいております。飲食店様はもちろん、ご自宅用・大切な方へのギフトとしてもご利用くださいませ。
